呉はどうできた?まちに残された歴史や文化の痕跡を巡る呉湾サイクリング
呉の代名詞、造船所やクレーンを眺めながら海岸線を走るルート。工場からは金属が擦れたような匂いや音、時間帯によっては湾内に停泊中の艦船からラッパや汽笛の音色が聞こえてくるかもしれません。右手に瀬戸内海と歴史あるスポット、左手には今ここで暮らしている方の日常が垣間見えるルートを潮風に吹かれながら走ってみましょう。
オート小笠原
自分好みのE-Bikeを借りて、さあ、出発!
10分
ビューポイント:呉地方総監部第一庁舎
日本の道100選にも選ばれた「呉市美術館通り」を走り抜けると、優美な赤レンガの建物が見えてきます。海軍時代に「旧呉鎮守府庁舎」として建てられ、現在は自衛隊の施設となっています。事前に申し込みをすれば間近で見学ができます。
5分
歴史の見える丘
名前のとおり、この場所から呉湾を一望すると呉の歴史を感じることができます。丘にかかっている歩道橋からは、戦艦「大和」が作られたドックの大屋根が今でもそのまま残っています。その隣のドックには新しく作られている船や修理中の艦船を間近で見ることができ息をのむ光景が広がっています。
5分
移動中に見えるスポット群
移動中に、空襲から逃れた戦前の建物が並んでいるのが見えます。それらの建造物の横を走りカーブを曲がりきると突然目の前に停泊している艦船が見えます。さあ、呉海上自衛隊エリアへの入り口です。
5分
アレイからすこじま公園
折り返し地点:日本で唯一、目の前で潜水艦(艦船)が見れる公園です。海軍工廠時代の立派な石積み護岸や魚雷を積み込むためのクレーンを間近で見られます。近くに立ち並ぶレンガ倉庫は、明治期のもので赤レンガ倉庫として今でも民間企業が使っています。時間があれば、海軍時代の建物が並ぶ工場エリアがこの先も続くので、走ってみてください。